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ステムリムはHMGB1ペプチドの有意な治験結果を発表
ステムリムはこの日、1月10日に開催された、第41回水疱症研究会で「再生誘導医薬」として開発を進めている骨髄間葉系幹細胞動員医薬KOI2(HMGB1ペプチド)における、栄養障害型表皮水疱症患者を対象とした臨床試験(第II相医師主導治験)のデータ解析結果(速報)を発表、治験に参加した栄養障害型表皮水疱症患者全例(9例)の解析で、KOI2投与により主要評価項目(全身皮膚の水疱、びらん、潰瘍の合計面積の治療前値からの変化率)で、統計学的に有意な改善が確認されたと発表した。9例中7例が治療前値を下回る改善を示し、そのうち4例は50%以上の著明な改善を示した。
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